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エピソード

動画の内容

  • OSEの事業
  • IT業界を選んだきっかけ
  • OSE創業までの道のり
  • スタッフから見た翁長社長
  • 未来に向けて取り組んでいきたいこと

2005年に株式会社OSEを設立。ソフトウェア設計・開発、システム運用支援(技術者派遣)、IT環境構築・運用保守の3事業を柱に同社を経営するのが翁長 孝博(おなが たかひろ)氏。2020年には厚生労働省による、若者の採用や育成に積極的な企業を認定するユースエール認定制度の認定を受けるなど、人材育成の面でも注目を集めている同社だが、企業としてのルーツは前身の有限会社エス・ティー・シーを設立した1998年に遡る。当時25歳という年齢で起業した翁長氏を、決断に向かわせたきっかけとは。

県内においてIT事業がまだ黎明期であった時代に起業した翁長氏は、現在の発展に至るまでには周囲の人々の支えや助けが不可欠だったと話す。さらに、IT業の成長には社内スタッフや関係者とのコミュニケーションが必要だと断言。その信念を裏付ける象徴的な話として、「沖縄で一番の不動産ポータルサイトを作りたい」というオーダーを受けた際のエピソードを挙げた翁長氏。現在では、県内で多くの人々が利活用するまでに成長したというポータルサイト開発の道のりについて語る。

翁長氏が語るコミュニケーション術の背後にあるのは、仲間たちと共に課題を乗り越えていくという、彼が理想とする経営者像。起業家として、また経営者として20年以上にわたり沖縄のトップを走り続けてきた氏の信念に、若手スタッフの視点も交えて迫る。

今後の展望では、長きにわたって培ってきたIT企業の経験とスキルを活かし、コンサルティングへの挑戦や、若年層の雇用・育成を通した組織づくりを語った翁長氏。そしてさらに、IT企業としての価値を生み出すためには不可欠な要素であるとして、オリジナルコンテンツの開発という新たな挑戦への夢も語った。

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プロフィール

学生時代は商業高校に在籍してプログラミングを学習、現在の基礎を築く。この当時からIT業への興味・関心が高かったことに加え、同じ志を持っていたという親友の姿が刺激になり、卒業後にIT業界へ飛び込む。社会人となってからは県外での勤務を経て、1998年に沖縄へ帰郷。先に独立した先輩の背中を追う形で、25歳という若さながら有限会社エス・ティー・シーを設立。その後、2005年末に株式会社琉球電算のシステム部門と統合、株式会社OSEを設立する。統合当初には琉球電算の業務を継承・発展する形でマンゴーなど農産物の出荷管理、および受発注システムの開発等を手掛ける。2020年9月には厚生労働省が主管するユースエール認定制度において優良企業の認定を受けるなど、若年層雇用・育成面でも注目を集める。
仕事ではコミュニケーションを重視し、自身の成長、プロジェクトの解決など、様々な場面で人との繋がりが成功へ導くカギになるという信条を持つ。現在も、相手の言葉を引き出すコミュニケーション術でスタッフの意見やアイデアを引き出し、10年後、20年後の未来を見据えた経営を考えている。