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エピソード

動画の内容

  • 古来の食の知恵を伝える「琉球薬膳」
  • 薬膳琉花の活動
  • 栄養士を経て薬膳士へ
  • 薬膳琉花の立ち上げ
  • スタッフから見た宮國先生
  • 健康長寿を軸にした未来のビジョン

琉球王朝時代から継承されてきた伝統料理や沖縄の食材と中医学を組み合わせ、健康と美しさを引き出す「琉球薬膳」を広めるべく、「薬膳琉花」の代表講師を務めるのが、栄養士の宮國由紀江氏。琉球唯一の食物本草学の医学書と言われる『御膳本草』に基づき、「薬食同源=クスイムン」の考えを広めるべく、国内外での講演や書籍執筆といった対外活動を展開。さらに、現代の食生活にも取り入れられる薬膳スープのプロデュースなども行う。

幼い頃から料理が好きで、将来は食に携わる仕事をしたいと考えていたという宮國氏。高校から大学にかけて栄養学を学び、栄養士としての病院勤務を経て、通院患者などへ弁当販売・宅配を行う店舗を設立した。ところが病院から独立したことで、新たな壁が生まれてしまう。そんな時に出会い、様々な悩みを解決できる道標となったのが薬膳だったという。また、栄養学だけでは埋められなかった疑問が、薬膳を学んだことで解決するという場面にも遭遇したことで、自身の学びを地域の人々に還元する場として「薬膳琉花」を立ち上げる。

薬膳の魅力、ひいては沖縄に古来から伝わる食の考え方を広めるため、様々な活動に奔走し続けてきた宮國氏。自身の歩む道筋を幼い頃に見定め、ひたすらに走り続けている彼女の横顔を、スタッフの視点からもクローズアップする。

今後は、自ら琉球薬膳の情報を発信していくことにも力を入れていきたいと話す宮國氏。その視線の先には、琉球薬膳の魅力を伝えるだけでなく、“健康長寿沖縄の復活”という沖縄県が長く抱えている課題の解決も見据えられている。薬膳が切り拓く未来の可能性とは。

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プロフィール

栄養士、国際中医薬膳師、琉球料理伝承人。1970年うるま市生まれ。中学2年の時、「人の心を癒せるような料理を作る栄養士になりたい」という想いを抱き、栄養士の道を志す。90年瀬戸内短期大学食物栄養学科を卒業。91年~2002年中頭病院で患者に食事提供、食事指導をする。03年通院患者などへ弁当販売・宅配を行う「健美弁当」をオープン。個人の体調や症状に合った料理を提供していきたいとの思いから薬膳について学び、08年「薬膳琉花」を設立。沖縄の食材や伝統料理と中医学(漢方)を組み合わせた冷凍スープなどの販売や講演活動を通し、バランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、症状を改善しようとする考え方「クスイムン」を広める活動を展開する。海外においても、シンガポールで料理教室を開催するなど、食を通じて琉球文化を広める活動を積極的に行っている。