エピソード
Vol.21
ちゅらデータ株式会社 真嘉比 愛 データ分析・システム開発
沖縄のIT業界を最高に面白い仕事へ変える
動画の内容
- ちゅらデータの事業とサービス
- 大学の研究室を経てIT業界へ就職
- ちゅらデータ起業まで
- ステージごとの課題も体当たりで突破
- スタッフから見た真嘉比社長
- パーパス実現のために
「“最高に面白い仕事”を沖縄に創りたい！」をパーパスに掲げ、沖縄県内のIT業界を牽引する企業として成長を続けている「ちゅらデータ株式会社」。親会社であるDATUM STUDIOと連携し、データ活用に関するコンサルティング・受託分析・システム開発・人材育成などを主な事業として活動する中、低賃金という沖縄の労働問題を打破すべく高賃金をストレートに謳うなど、雇用環境の変革という側面からも注目を受けている。
そのちゅらデータの代表取締役として会社を牽引するのが真嘉比 愛（まかび あい）氏。工学出身の父の影響を強く受け、沖縄高専を経て技術科学系の大学へと技術職の道を突き進み、学生時代から一貫してデータ分析を学んできたスペシャリストだ。現在は社長業の傍ら、データサイエンティストとしても八面六臂の活躍を見せている。
真嘉比氏を強く突き動かす原動力となっているのが地元・沖縄への愛着と、学生時代から抱え続けてきた、地域を取り巻く雇用環境の実情を変えたいという想いだ。「沖縄のIT業界＝ブラック」という当時の実情に「疑問と同時に怒りのようなものを覚えた」と振り返る彼女は、ちゅらデータの創業までにどのような道を歩んできたのか。それは同社が掲げる「Be Crazy」という言葉に通ずるような、現状を突き破っていく勢いに満ちたものだった。
「他の企業にも影響を与えていけるような仕組みを作りたい」と将来の展望を語る真嘉比氏。その根幹には「沖縄が可能性に満ちた地域であることを見せていきたい」という揺るがない意思がある。沖縄IT業界のトップランナーが描く未来について、力強いメッセージを聞いた。
公開日 /
ちゅらデータ株式会社代表取締役、DATUM STUDIO株式会社副社長、沖縄ITイノベーション戦略センター理事を兼任。
沖縄工業高等専門学校、長岡技術科学大学大学院を経て、データサイエンティストとして広告事業のデータ分析に従事。2016年に友人の誘いを受けてDATUM STUDIO株式会社（東京都港区）に入社。2017年にDATUM STUDIOの子会社として、ちゅらデータ株式会社（沖縄県宜野湾市）を設立。自然言語処理、画像解析、異常検知など100社を越えるAI構築のコンサルティング・開発に従事。
工学出身の父の影響から沖縄高専に入学、大学編入後は自然言語処理を専攻し、自身の専門性の基礎を築く。学生時代に就職活動での経験から、ニアショア・低賃金が常識的だった当時の沖縄県内のIT業界を危惧し、「面白い会社を作りたい」という想いで将来的な起業を目指して活動する。
現在は社長業、データサイエンティストとして活躍する傍ら、専門学生などを対象としたセミナーや講演会などにも登壇し、後進の育成にも注力している。