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エピソード

動画の内容

  • 最高の記憶と記録を届けるサービス
  • 学生時代からユカルヒ設立までの道のり
  • 楽しい時間と思い出をお届けするために
  • スタッフから見た新島社長
  • 人々の幸せを面で捉えた事業展開へ

多くの人にとって人生の一大イベントである“結婚”。時代の移り変わりとともに人々の捉え方も変わる中、近年注目を集めているのが式を挙げずに写真撮影のみを行う“フォトウェディング”である。衣装や美しいロケーションにこだわり、写真だけでなく撮影時間そのものを新郎新婦の思い出の1ページに仕立てるという行為が、現代社会のニーズにマッチしたようだ。

新島 史也(にいじま ふみや)氏は、このフォトウェディングが新たな文化になり得ると捉え、株式会社ユカルヒを立ち上げて日本全国へ沖縄の魅力を精力的に発信している。八重山方言の“佳(ゆ)かる日(=最高の一日)”を社名に掲げ、写真撮影に飲食や観光アクティビティを盛り込んだ“最高の記憶と記録”を届ける仕事が全国で評判を呼んでいる。

会社法が成立・施行されるなど日本全国で起業に対する追い風が吹く中で学生時代を過ごした新島氏。高校生でイベントの企画人として成功体験を味わった彼が、将来の起業を目標に描くのはごく自然な流れだ。しかし新島氏は性急に独立を求めず、営業職へ身を置くことを選んだという。現在の彼を形成する上で欠くことのできない、学生時代の選択やブライダル業との出会い、そして沖縄への思いとは。

新島氏はウェディングサービスを「ほぼリピーターがいない市場」と捉える。だからこそフォトウェディングでは顧客ニーズに応える事に尽力する。当初はカメラマンたちが持つ職人気質と来訪客の望みのギャップを埋める事に努めた。そして今後は利用客の幸せをウェディングという“点”だけでなく、利用者のライフステージそのものである“面”で捉え、様々なシーンに寄り添い記憶作りと記録作りをサポートするためのプラットフォームづくりに力を注いでいくという。「沖縄で一番(利用客とスタッフ双方の)幸せの総量を増やしている会社」にしたいと願う新島氏の熱意を聞いた。

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プロフィール

北海道出身、中央大学卒。不動産、飲食等の営業職を経て2010年、リクルート入社。結婚情報誌ゼクシィのスタッフとして全国および沖縄のリゾートウェディングに携わる。2014年ブライダル専門の代行業で独立。以来、制作・物販・製造・アパレル・経営支援・リゾート開発等の各領域で特化型スモールビジネスを起業。また起業の選択肢として事業承継に注目し、個人M&Aを実施。
2017年、石垣島で「株式会社ユカルヒ」を設立。「最高の記憶と記録屋さん」を謳い、ブライダルプロデュースおよびフォトスタジオ事業を手掛ける。現在は本社を豊見城市に移し、糸満市・石垣市・宮古島市に拠点を置く。
2019年に小規模M&A専門アドバイザリー機関「日本スモールM&A研究所」設立。同年、日本最大級の事業承継支援専門家コミュニティ「全国第三者承継推進協会」を立ち上げ、安全かつ前向きな事業承継の普及を目指している。
2018年から累計3,000件以上の起業支援に携わる一方、自身も現在なお7社10事業を経営する現役の起業家。