エピソード
Vol.3
株式会社LUXEBRAND 玉城 偉光 共創事業
継ぐ経営。
0→1ではない起業のカタチ。
動画の内容
- 学生時代から起業を目指す
- 起業してからの苦難と教訓
- ネクストプレナー大学
- 今の事業のきっかけ
- 人材育成について
- スタッフから見た玉城社長
- 沖縄を元気にするために
沖縄県沖縄市高原に事務所を構える株式会社LUXEBRAND(リュークスブランド)。
この会社を経営するのが玉城 偉光(たまき たけひろ)社長だ。
高校時代、バスケットボールに情熱を注いでいた彼は、自営業を営んでいた父親への憧れから、将来は起業したいという考えから、専門学校への進学を決意する。
一方で、当時のバスケ仲間がプロ選手として活躍する様になり、自分自身も現役時代に感じていた、プレーしている時に得られる高揚感をもう一度味わいたいという思いが、彼を企業の道へと突き動かしたという。
とはいえ順風満帆な滑り出しだったわけではない。
初めて請け負ったイベント運営では、成果的には成功を収めたものの、金銭的な面で大きな課題を残し、「経営」することの難しさを思い知ることとなった。
その後5年ほどは、先を見据えて戦略的に、イベントだけではなく、新規事業の立ち上げに力を注ぐ。
多くの経験を重ねる中で、事業を初めから興すことの難しさを痛感した彼は、今までとは違った起業の選択肢はないかと考え始める様になる。
模索と調査を繰り返す中で、「ネクストプレナー大学」というサービスを発見した彼は、その事業内容が沖縄の現状にもベストフィットするのではないかと考え、フランチャイズとして運営することを決断。
後継者の不在に悩む企業に、適性人材の育成とマッチングを行うことで「継ぐ経営」を実現するサービスとして事業を展開している。
数多くのイベント運営やコンサルティングの経験、人材育成事業に携わってみて得た新たな気づき。
沖縄の未来をより明るく、より元気にするために、愛する地元のためにできることは何か。
変化することを恐れず、周囲の意見も積極的に取り入れる柔軟さと、人を巻き込んでいく魅力で周囲からの人望も厚い玉城社長にその思いを語ってもらった。
公開日 /
1989年沖縄県浦添市に生まれる。高校は地元沖縄に就学。20歳の時に訪れていた大阪で、自分たちで作り上げるイベント運営の面白さに感銘を受ける。
帰郷後、副業として始めたイベントの企画が成功し2015年、25歳で株式会社LUXEBRANDを創業。
『県内で唯一数千人規模の主催経験のあるイベント会社』として事業を急成長させ、2018年には自社企画「Island Music Festival」を開催し1万人を動員、大成功を収める。
2019年、事業多角化に向けてグループ会社として教育事業を開始。2021年には共創事業部を新設し、一般社団法人ネクストプレナー協会とネクストプレナー大学沖縄校を開校、第三者承継の後継者側の育成を行う。
また、人の承継に特化したトライドイノベーションを設立し、後継者不在企業へのM&A支援からバリューアップ支援など事業承継市場へ本格参入をする。