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エピソード

動画の内容

  • 学生時代に思っていたこと
  • 起業を決断したきっかけ
  • 経験してきた苦悩
  • 運転代行アプリAIRCLE(エアクル)とは
  • 思い描いている未来

ITベンチャーとして、2018年に設立した株式会社Alpaca.Lab(アルパカラボ)。
その代表を務めるのが、棚原 生磨(たなはら いくま)社長。

学生時代、大学で研究を続ける中で、大きな課題を解決することに最大の面白みを感じていた彼は、ごく自然な流れで起業の道を歩んでいたという。

25歳の時に運転免許を取得した彼は、久しぶりに帰省した故郷沖縄で、初めて運転代行サービスを利用する。
その際感じたサービスとしての非効率な設計を、自身の持つ知見や技術を活用することで解決できるのではないかと考えた彼は、新しい運転代行サービスの仕組みを着想し、起業を決意。

しかし当初は、会社としての組織のあり方やメンバーとの連携に大きなハードルを感じていた。
オンライン上のやりとりのみで物事を完結させようとすることのメリットとデメリット。
オフラインでのコミュニケーションと仲間との信頼関係を築いてくことの重要さ。
ビジネスの難しさを痛感しながらも、一つ一つクリアしながら事業を前進させていく。

サービス化を進めるにつれて垣間見えてくる、業界全体を通した大きく奥の深い課題に、ベンチャー企業の持つ成長戦略と大学の持つ高い技術力を融合させることで活路を見出し、コロナ禍という逆境にも負けず、2020年、運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」をリリース。

タクシー配車アプリの様にスマートフォンのアプリを使うことで、簡単に、素早く、最適な運転代行業者をマッチングしてくれる「AIRCLE(エアクル)」は、配車完了までの所要時間が平均12分という超高効率なサービスで、業者の車両を1台1台に至るまで全て自分たちでチェックし、保証も万全。
安心かつ安全であるということも大きなポイント。
2021年11月には20,000ダウンロード突破し、福岡県でもサービス提供を開始するなど順調にエリアを拡大している。

その熱意とパワー、逆境に負けないポジティブな姿勢でスタッフからも慕われている棚原社長。
思い描いている未来についても話を伺った。

公開日 /

プロフィール

1986年沖縄県宜野湾市生まれ。14歳で家族といっしょに沖縄を離れ、約1年間、多感な日々をアメリカで過ごす。
専修大学から早稲田大学、そしてJAIST(北陸先端科学技術大学院大学)とナレッジサイエンスの研究をしたい一心で転学。
研究生時代を経て、2018年、沖縄県中城村にITベンチャー企業株式会社Alpaca.Lab(アルパカラボ)を創設した。
ベンチャーキャピタルサミット2018でのNICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)賞の受賞や、オキナワ・スタートアップ・プログラム支援の1社に選出されるなど、沖縄のスタートアップとして期待の会社に成長。
2020年1月に運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」をリリース。