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Vol.35
株式会社CHIMJUN 岡城 良太 美容事業経営者
顧客と美容師の矛盾をなくすために
「心を持って矛盾をなくす」をテーマに掲げ、美容室・エステサロンや化粧品工場の経営をメインに、美容業界で成長を遂げる株式会社CHIMJUN(チムジュン)。近年ではミラノコレクションに初出展を果たすなど、国境を飛び越えて活躍の場を広げている。その代表としてグループを牽引するのが岡城 良太(おかしろ りょうた)氏だ。
19歳で大阪の美容室に就職し業界に飛び込むと、独学でカットの技術を学びながら実績を積み、東京へ。そこでも業績を伸ばしキャリアアップを果たす中、椎間板ヘルニアに苛まれてしまう。「首から下が全く動かなくて半身不随になるかも」というほどの危機が訪れるが、これが思わぬ転機に。「パソコンだけ一つもらってマネジメントの勉強をしていった」と振り返る。そうしてプライベートの時間が作りやすくなると、当時の岡城氏は飲食業界などの異業種に交流の場を求めていったという。「僕は飲食業界にインスパイアされている」と語る、成功のロジックとは――。
紆余曲折を経て29歳の時に沖縄で美容室をオープン。これまでに培ったノウハウと周囲の支援、そして「根拠のない自信」が合わさり、瞬く間に店舗を拡大させていく。そうして店舗経営と並行し、ヘアケア商品の開発にも着手。現在はCHIMJUNとしてブランド化し、外部へ商品展開を行なっている。岡城氏の身辺で起きたと痛ましい出来事がきっかけだったと話すが、それは氏の根幹的なビジョンを象徴するものでもあった。
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岡山県出身、沖縄県在住。19歳美容師で月200万円の個人売上達成し、21歳で店長に抜擢。わずか1年で店舗の売り上げを300万から1000万円に伸ばすなど結果を出してグループ会社の代表に就任するが、オーナー会長と意見が合わなくなり退職。
29歳で独立し、沖縄に美容室をオープン。新規リピート率は60%以上、顧客リピート率90%を切ることなく、顧客単価11,000円、店舗利益率25%の高生産性を実現する経営手法を体系化させ、沖縄県内で美容サロン8店舗、グループ売上約3億円企業に成長させる。
さらに化粧品会社を買収し事業を拡大。美容メーカーとして全国のサロンに商品を通して経営サポートを展開中。